ドメーヌ・ラロッシュは今日では12のプルミエ・クリュと4つのグランクリュを含む約90ヘクタールの自社畑を所有しています。
それぞれのテロワールを最良の形で忠実に表現することに情熱を注ぎ続けています。
自社畑全域でサステイナブル農法を行いHVE認証を取得、一部ではビオディナミも実践しています。
華々しい功績
2014年IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)にてベスト・フレンチ・ワイン・プロデューサーを受賞。2015年と2016年には2年連続でワイン&スピリッツが選ぶトップ100ワイナリーに選出。シャブリではドメーヌ・ラロッシュだけの快挙です。また、数々の有名レストランをはじめ、宮廷やホテル、各国のエアラインでも愉しまれている他に、1994年の英仏海峡トンネルの開通式や、2019年にビアリッツのホテル・デュ・パレで開催されたG7晩餐会でも供される実力を兼ね備えています。
持続可能なブドウ栽培
−サステイナブルへの取組みー
ドメーヌ・ラロッシュは自社畑の「DNA」を守るブルゴーニュでも数少ない生産者です。マサル・セレクションにより50年以上の古木から新しい苗木を増やし、畑の遺伝子を継承しながら気候変動に適応させることで畑の耐久性を向上させています。また、霜を避けるための剪定はもちろん、ロウソクを用いた畑の温度管理、収穫後の畑にマメ科の種を蒔くことで生物多様性を活性化させるなど自然の力を借りたぶどう栽培を行なっています。
さらに、ぶどう畑の生物多様性活性化のために自然環境を促進させる取組みも行なっています。ヨンヌ県で唯一鳥類保護連盟とパートナーシップを締結。フクロウやコウモリが生息できる環境づくりも実施することで殺虫剤などの散布抑制に繋がっています。
ロマン・シェボラRomain Chevrolat
シャンパーニュ地方、ロゼ・デ・リセイのシャンパーニュメーカー一家出身。
シャンパーニュ地方南部で育ち、ワインを身近に感じていた彼はまずランスの大学でワインについての学習をスタートさせました。
その後、2015年にディジョン大学・醸造学科を卒業し、卒業後はメゾン・ルイ・ラトゥール、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ、2018年からはドメーヌ・E・ギガルに醸造家として従事しました。
その後故郷の土壌と近い土壌からワインを生み出したいと考えた彼は2023年7月よりドメーヌ・ラロッシュにてワイン・ディレクターを務めています。