“リアス・バイシャスのパイオニア” ボデガス ラ・バル
“ボデガス ラ・バル“は1985年にホセ・リメレス・ギール氏によって、ミーニョ川の河口に位置するDOリアス・バイシャスのサブリージョン“オ・ロサル”に設立されました。
ワイナリー名の“ラ・バル”は当時のぶどう畑の名称をそのまま使用しています。
リアス・バイシャスの原産地呼称の制定(1988年)を推進した、このDOを代表するワイナリーの一つです。2003年、ワイナリーを“コンダード・ド・テア”にあるフィンカ・アランテイの側に移し、最新技術を備えた近代的なワイナリーを新設しました。このサブリージョンはやや内陸に位置しており最も冷涼な気候です。 多くのワイナリーがあり湿度の高い“バル・ド・サルネス”とは異なるスタイルのワインが生まれます。
最高のテロワールからのみ高品質のワインを造ることができる、との考えから1989年にアランテイ、1990年にタボエクサの畑へぶどうの樹を植樹しました。その後、2000年以降に2ヵ所をさらに加え、ラ・バルは合計94haの畑を保有しています。
アランテイはワイナリーの目の前に広がる畑で海抜30メートルに位置し、粘土と小石が多い35haの畑で、ワインにミネラルとフルーティーな複雑さを与えています。
タボエクサは海抜300メートルに位置し、この地方では一般的な砂質と花崗岩の土壌の13haの畑で、ワインに華やかな香りとフレッシュさを与えています。
(2ヵ所ともサブリージョン:コンダード・ド・テア)